外へ出ない日

けっこう長く体調が悪くて、
でも通院していて原因も分かっているし、
薬も飲んでいるので、
必要な時以外は、ただただ自宅にいます。
(友人達からのお誘いを全て断っていて、本当にごめんなさい~。)

日本だと自宅から一歩も出ないと、
「わ、今日、誰とも話していない!ひー!」となったりしますが、
インドは、どうも違うみたい。

今日の1日。

朝、シャワーを浴びようとすると、玄関のベルが。
「ココナッツいりますか?」
ココナッツ売りのお兄ちゃんでした。
少し前に、大家さんのメイドちゃんと話していたら、
「お姉ちゃん、体調悪いんなら、ココナッツウォーター飲むといいよ。
こんど、ココナッツ売りの人に持ってくるように伝えとくよ。」
と言ってくれたので、たぶん彼女が手配してくれたらしい。
「ココナッツウォーターだけのやつ?それとも中身も食べれるやつ?どっちにしますか?」
「ココナッツウォーターだけのやつ下さいな。で、いくらですか?」
実はメイドちゃんから「マミージー(大家さん奥さん)は3個100ルピーで買ってるよ。」
聞いていたんだけど、その値段ではココナッツ売りのお兄ちゃん、首を縦に振らない。
交渉の結果、1個40ルピーを4個150ルピーにしてもらいました。
もうちょっと頑張ればもっと下がったかもしれないけど、ま、外国人なので仕方ない。

シャワーを浴び終えると、掃除のおばちゃんが来る。
「グッドモーニング!お元気ですか?」
「グッドモーニング!元気ですよー。」
毎朝お決まりの挨拶。
掃除の途中で彼女が
「ちょっと、見てください!」
と言うもんだから、見てみると、うちの猫が仰向けに大の字になって寝てる。
2人で大笑い。

掃除のおばちゃんが帰った後、
近所の雑貨屋へ電話。
20リットル入りの飲料水のボトルの配達を注文。
いつも、わたしがヒンディー語、雑貨屋のおばさんは英語、という会話になるけど、
かたくなにヒンディー語で話したら、今日はヒンディー語で返してくれた。
値段をいつもより20ルピー高く言われたけど、色々話して元の料金におさまる。

15分後、雑貨屋の少年が水のボトルを届けてくれる。
本当はチップをあげた方がいいのかな?と思いつつ、
ボトル代に配達料が入ってるはずだと思って、今日もチップなし。次回どうしよう。

お昼前、大家さんのメイドちゃんが来る。
「お姉ちゃん、これさあ、冷蔵庫に入れておいてくれない?
夕方に取りに来るから。」

「いいよー。冷蔵庫の中ね。」
謎のおかずを預かる。

夕方、
用事があって知り合いのタクシー運転手がうちに顔を出す。
思いきりドアを開けたら、ドアの前に立っていた彼にぶつけてしまった。
大きなターバンを巻いていたから、頭は無事だったはず。

夜、
大家さんのメイドちゃんがおかずを取りに来る。
「ありがとう!外見た?良い風吹いてるよ!」
と言い残して、自分の部屋へ階段を登っていった。

ベランダから外を見ると、
風が吹いていて、周りの木がそよそよ揺れてる。
と、アイロン屋さんが自転車で来るのが目に入る。
ベルが鳴る。
「ハロー!」
アイロン屋さん、いつも満面の笑み。
「サンキュー!グッドナイト!」
アイロンしてもらった服を受け取る。
いつものやりとり。

と、
今日はこんな1日でした。
なんだかんだ、外に出なくても人と話しています。
誰とも話したくない!という気分だとちょっと辛いかもしれないけど、
幸い、良い気晴らしになっていて、丁度良い感じ。

ココナッツウォーター、南インドで買ったら一個20~25ルピーなのに、
なんて思いつつ、
ありがたく毎日飲むことにします。


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