インド人の友人・知人達にお世話になっているし、
尊敬するインド人音楽家もたくさんいるので、
インドの事をあまり悪く言いたくないのだけど、
日本にも嫌なところがあるように、
インドにも苦手なところがあるなあ、って話。
1.ジャマーマスジッド (写真は入り口の外)
イスラム教徒の友人達の影響でイスラム教には親しみがあるし、
イスラム建築も大好きなのだけど、
一つの観光地として見ると、ここはちょっと強敵。
・「カメラを持っている人は300ルピー」と書いてあるけど、インド人はOK。外国人だけ払わされる。(入り口で、カメラのチェックもせず「300ルピー」とまず要求される。携帯電話もカメラとしてカウント。)
・長袖、長ズボン着用でも、上着を強制的に着せようとしてくる。(たぶん有料。)
・靴を脱いだ後にスリッパを無理やり貸そうとしてくる。(たぶん有料。)
など。
あの手この手を使って、外国人からお金をとろうとする人々にちょいと疲れます。
モスクの維持費を観光で訪れた外国人から取ろう、という純粋な気持ちからだと思うのだけど。
わたしは、タクシーの中に携帯を置いたままで行って、「カメラも携帯もない」とバックの中を見せ、
「長袖、長ズボンなのになぜ上着がいるのか」、と聞いて、(インド人女性は半袖で入っていたりします)
スリッパはいらない、と断って、
何も払わずに入りました。
入場料、と決めておいてくれれば気持ちよく払うんだけどなー。
2.EMS国際郵便
過去2回、配達員から
「今日はオートリキシャで来たから、オート代の50ルピーください」
と言われました。
それって、あなたの仕事のうちでしょ~!
と思ってしまったので、「どうして?」と何度も聞いたら、
2回とも無言で配達員は立ち去って行きました。
これは、もしかすると、インド人のお客さんは配達員にチップを渡すけど、
外国人は何も渡さないから、「オート代」ってことで少しチップを貰おうとしているのかも。
”払わなくていいものを払わされる”ってのに拒絶反応が出てしまう、わたしです。
でも、大家さんのメイドちゃんが我が家にお手伝い(水道修理人の見張りなど)に来てくれたときは、
「ビスケットでも食べてねー」とチップを渡すし、
レストランからの食事デリバリーや、個人店から物をデリバリーしてもらったときは、
無料デリバリーでも届けてくれた人にチップを渡しています。
これは個人の好みですね。
日本にずっと住んでいた日本人には、
インドに苦手なところがあるのは、仕方ないと思うのです。
ただ、嫌なことがあっても、
冷静に対応して、自分にダメージを溜めないようにしたいものです。
(過去に全力で怒ってただ疲れた事が何度もある自分への自戒!)