シッキムの州都ガントクにはロープウェイがあって、そこからの景色は絶景でした。
ちょいとガラスが反射してしまってるけど、こちらがその景色の写真。
山、山、山、そして、山!
以下、ガントクGangtokについての、あれこれです。
【ガントクの見所】
山の上にあるのに、中規模のきちんとした都市、という不思議な場所です。
ガントクの中心地はMGロードで、ホテル、レストランが集まっています。
MGロード近くからロープウェイが運行していて、景色を見るのにもってこい。
かつてはシッキム王国の首都であり、今住んでいる人達はチベット系、ネパール系の人が多く、ネパール語が主に使われているそう。インドの多様性を知るのに、とても面白い場所です。
標高1,780m。
【ガントクからの見所】
・チベット寺院めぐり
お寺の外観も内観も色鮮やかで、とても綺麗です。時間が合えば、お坊さん達が勤行しているのを見学できます。
地元の人が言うには、ガントクの寺院はブータンのチベット仏教寺院ととても似ているそうです。
・ツォンゴ湖(Tsomgo Lake)
ガントクから中国国境のNathu la passへ向かう道の途中にある湖で、標高3753mの場所にあります。
地元の人々にとって、昔から神聖な場所とされてきた湖だそうで、この湖自体も美しいし、周りの山々とのコントラストも素敵です。
この湖までの道路はインド軍が管理しているため、特別な許可証が必要で、この湖から先の道は国境Nathu la passへ続いていますが、外国人の入域は禁止なので、この湖までしか行けません。でも、ここまででも十分、シッキムの山を堪能できます。
許可証の事を含め、こちらに詳しく載っていたので、ご参照くださいませ。ヤクの写真もあり。ここに行ったら、ヤクに乗るべし!
なんと標高3753m!シッキムのツォンゴ湖を訪れよう|シッキム(インド)の海外現地ガイド記事|海外旅行情報 エイビーロード
行くときは防寒着が必須です。10月初旬でも、薄手のダウンジャケット、毛糸の手袋、靴、靴下、厚手のズボン、を身に着けて丁度でした。
【ガントクへの行き方】
飛行機の場合、最寄の空港は西ベンガル州のBagdogra空港。
そこから、車で4~5時間。
少し時間はかかりますが、車からの景色がとても素敵なので、飽きる事はありません。
途中には休憩所(地元の小さなレストラン)も何軒もあるので、お手洗いも大丈夫。
ただ、雨が降った直後は、道路が悪い可能性もあります。(私たちも、地すべりで道が封鎖されてしまい、1時間ほど途中で待ちました。)
【入域許可証】
外国人がシッキム州に入るには入域許可証が必要です。
Bagdogra空港に受付があって、そこで入域許可書の申請ができます。そして、車で西ベンガル州からシッキム州へ入る州境ランポのチェックオフィスで許可証の提示が必要です。帰りにシッキム州から出るときは、再度チェックオフィスへ行く必要があります。
州境ランポでも申請ができるようです。(未確認)
許可証というと身構えるけど、入手はとても簡単です。
【感想】
シッキム、とても面白い場所でした。
インドの中にこんな場所があったなんて。国内旅行なのに、完全に異国気分。
そして、ネパール系の人が多いためか、現地の人達はとても穏やかです。観光地だけど、ギスギスした印象はなく、とてもゆっくりとできる場所でした。
ただ、高山病にかかりやすい人は、ちょいと注意。
フラついたり、頭痛がしたら、頭痛薬を飲めば楽になりますが、無理は禁物です。
次はシッキムでトレッキングへ行きたい!
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