バンガロールのレイプ事件

今日の朝刊の一面はバンガロールで起きたレイプ事件のことでした。
バンガロール在住ライターの坂田マルハン美穂さんが詳細など日本語で書かれてます。
India★Media「バンガロールでもレイプ容疑。特に女性は緊張感を。」

個人的にちょいと身を引き締められました。
バンガロールでの安全対策として、例えばオートリキシャを日常的に使う私は自分ルールとして、
・日が暮れたら1人で乗らない。
・必ずパンジャビ着る。洋服で乗らない。
って決めてたんだけど、最近、そんなに気にしなくても大丈夫かな~と思い始めてた頃で。
日が暮れてから1人で乗った事も数回。
外で観察してると、インド人のイケイケギャルが洋服(ミニスカの人も見た)で1人で乗ってたりするから、
なんか私がちょっと怖がりすぎ?とか思ってました。

今回のレイプ事件はオートリキシャとは全く関係ないんだけど、
そういう気の緩みがいけないなあ、と思ったのでした。

でも、新聞に載ってた他のニュースで、
「あるインド人女性が5年間雇っていたドライバーによって誘拐されて身代金を要求された」
なんてのもあって、自分で雇ってるドライバーなら安心、ってこともないみたいで。

まあ、事件は起きるときには起きるんだろうけど、それに出会わないようにする最低限の用心は必要だな、と。

そういえば先日、問題のあった運転手を解雇したのだけど、
その後数日間は、私、めちゃめちゃ用心してました。
インドでもバングラデシュと同様に男の人が腹いせに女の人の顔に硫酸をかける、って事件が時々あります。(未だにダウリ(結婚持参金)絡みの問題で女の人を焼き殺す、ってのもある。)
で、私の場合、前の運転手とはさんざん口論して揉めた後だったから、解雇後に逆上して襲ってくる、っていう可能性もありうる、最悪硫酸だな、って思えてしまって。
対策としてはまずアパートの管理室に前の運転手が来ても絶対に敷地内に入れないことをお願いして、それから数日間は昼間も周りに気をつけて、日が暮れたら1人では外出しなかった。
まあ、怖がりすぎなんだろうけど、何も起こらないための努力は抜かりなくしたい性格なのです。
そして、何事も起きてないから、まあ良かった。

世界中でレイプ事件ってのはあるけど、インドはインド特有の思想・習慣(カーストとかダウリとか)を悪い事するための根拠にしちゃう人がいるから、他の国とはちょっと危険度は違うかな、と思ってます。
でも、インド特有の思想・習慣で素晴らしいものはたくさんあるから、とにかく悪い事する人がダメなのだ。


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