近所を散歩すると

我が家の借景。

いつもは夕方に向かいの公園を散歩するのだけど、
今日は涼しい午前中にマーケットまで散歩へ行くことに。

自宅を出てすぐに、インド人女性に呼び止められました。
「元気してましたかー?」
知り合いのマッサージのおばちゃんでした。
住んでいる所は離れているんだけど、
ときどきこの地区にやってきてお得意様を回るみたい。
わたしも上の階の人に紹介してもらって、
何度か自宅でマッサージしてもらいました。
「上の階の人、引越しちゃいましたね。
新しくアメリカ人の家族が来ましたよ。」

「知ってますよ。これぐらいの子どもがいますよね。
でも、言葉が通じないからマッサージできなかったんですよ。」
「あら、そうなんですか。」

なんて路上で話していると、
次に通りかかったのは、野菜売りのおばちゃん。
野菜を載せた台車を押しながら登場。
前はこのおばちゃんから野菜を買っていたのだけど、
どうも私にはかなり値段をふっかけてくるし、
「これも買いなさいよ。」と無理に袋に野菜を詰めてくるのを
「いや、今日はこれいらないから。」と応戦するのに疲れて、
最近は全く買わないどころか、会わないように避けていました。

マッサージのおばちゃんと話してる間だったからか、
今日は「野菜買っていきなさい。」と睨まれることもなく、
お互いに笑顔で「こんにちは。元気ですか。」と挨拶。
よかった。おばちゃん、怖いんだもん。

そんなこんなで、2人と分かれ、
マーケットの薬屋とパン屋で買い物してから帰路についたのでした。

デリーに引越す前のバンガロールの自宅周辺は
散歩するのが難しい地域で、
その前のバングラデシュも、同様に近所を散歩することができませんでした。
道を歩けないってどういうこと?となるけど、
その場所に行った事のある人にしか分からないから説明が難しいな。
道が壊れていたり、汚かったり、野犬が沢山いてついてきたり、
外国人が目立ちすぎたり、知らない人が話しかけてきたり、
車の通行が激しかったり、
とにかく、安全で快適には歩けなくて。

今のデリーの自宅周辺はのんびり散歩できるので、ほんとありがたい。
ただ、暑くなくて空気の良いとき限定!


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