強制的ヒンディー語復習

先週から、朝~夕方のフルタイムでインド人メイドAちゃんに来てもらっています。
(隣の町に旦那さんと住んでいるから、住み込みではない。)

家事全般をやってもらえて、そりゃあ楽になったかと聞かれたら、
いやいや、むしろどっと疲れています。

Aちゃんは、今まで何年もインド人家庭で住み込みで働いていたから、
何でもお願いするとスイスイこなしてくれます。
が、そのためには、指示を出さなければいけないわけで。

「洗濯物はこのカゴにはいってるからね。」
「台所の布巾とタオルは新しいのに換えてね。
新しいタオルと布巾はここに入ってるからね。」
「痛みやすい服は洗濯ネットに入れて洗濯機に入れてね。」
「洗濯物の量が多いと綺麗に洗えないから、多いときは次の日に残してね。」
「洗濯機はこのボタンとこのボタンを押して、この洗剤をこの量入れてね。」
「干すときは、ここにこうやって干してね。」

一応いままで自分で家事をしているから、わたしのやり方があって、
可能な限りそれと同じにやってもらいたいから、全部を説明することになるのです。
洗濯の他、
掃除、お皿洗い、アイロン、服の収納、植木の水やり、猫の飲み水用意、猫のトイレ掃除、などなど。

実はフルタイムのメイドを雇うにあたって、一番期待していたのが、
インド料理を作ってもらえることだったのだけど、
・・・
Aちゃんの作る料理が油とマサラが多すぎて、食べれない!
ががーん。
インド料理の指導はできないから、
日本料理を2人で作っていく方針へ変えました。

先週は、エビフライ、鶏つくねの照り焼き、鶏ミンチとグリーンピースの日本カレー、チキンカツ、
そして、付け合せの野菜ソテー、サラダ、味噌汁、などを。
今日は、先週冷凍しておいたチキンカツを解凍して卵とじ、
レンコンのきんぴら、豆腐とあげの味噌汁、キャベツと人参と大根のサラダ。

「人参、大根、レンコンは皮むいて、それぞれこうやって切ってね」
「キャベツはスライサーでスライスしてね」
「味噌汁用にお湯沸かして」
「お米を入れた土鍋は30分後に火にかけて」

などなど、指示すると、サクサク動いてくれます。
さすがプロ。

口で指示するだけで動いてくれる人がいるなんて、
めちゃめちゃ楽じゃんよ!
と怒られそうですが、
わたしが日々疲れているのには大きな理由があって。

Aちゃん、英語を話しません。ヒンディー語オンリー。
わたし、今まで使った事のあるヒンディー語は話せるけど、
使った事ない言い方、言えません。(タクシーで使う言葉なら話せる)
野菜の名前、うろ覚え。
揚げる、炒める、ゆでる、水を切る、・・・なんて言うんだっけ。

それだけで手一杯なのに、
台所で2人で無言でいることに耐えられなくて、
雑談までしちゃって、さらにふええ~、となっていて。

というわけで、
ヒンディー語の辞書や本を出してきて、
強制的にヒンディー語の復習をしています。
何のためにフルタイムメイドを雇い始めたか良く分からなくなっているけど、
頑張らねば。


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