ここ10年ほど黒髪ブームが自分内で起きていたのですが、久々に髪を染めました。
美容院でカラーリング、じゃあなくって、自宅にてヘナ染め。
ヘナってのは、植物です。その粉状になったものに水を加えてペースト状にして髪パックのように塗って放置します。
ヘナは、インド、バングラデシュあたりで使われてます。と思ったら、アフリカ、北オーストラリアでも使われてるみたい。まー、ヘナが生息している地域ってことでしょうか。 →Henna wiki(英語)
実はヘナ染め、自分でやろうとすると、めちゃめちゃ、やっかいです。
へナって、メヘンディっていう名前で手に模様を描くのにも使われてるのだけど、ってことは、髪の毛だけ染めようとしてても、意図せず肌につくと、肌がしっかりオレンジ色に染まっちゃう、っつーことです。
参考に、下の写真が、前に美容院で手にやってもらったメヘンディ。こんな色が耳や顔についたら、なんのお祭り?となってしまうこと必至。
もちろん美容院にも、「ヘナ染め」っていうメニューはありますが、ここバングラデシュで、自宅でやるのと美容院でやるのと、どっちが一般的なのかは、知りません。
バングラ人知人のお宅に用事があって行った時、奥さんがヘナ染め真っ最中で、刷毛を使って髪にヘナをつけているところでした。話を聞いたら、時々自分でやってるのよー、とのこと。Arongやスーパーならどこでも髪染め用へナが手に入るから、自宅でやる人が多いのかなあ。
で、ヘナ染め。
実は一ヶ月前にもやっていて、その時は素手でヘナを髪につけてたら、手がオレンジ色に染まって、今も爪だけはオレンジのまま・・・ということになったので、今回はビニール袋を手にかぶせて輪ゴムで腕にとめて、いざ髪染め。時々顔にヘナが飛んじゃって、ひえええ、とかなりましたが、なんとかできました。
ヘナ染め後は、ヘナの良い香りに包まれて、気分も高揚。アロマテラピーの効果もある、って何かで読んだことがあるけど、ヘナの匂い大好きです。
これで、私も茶髪になって、最近良く見かける金持ち茶髪バングラマダム達の仲間入り!
・・・と思ったら、そうはなりませんでした。。
ヘナってね、100%ヘナのみを使うと、色、ほとんど変わらないんだよ!
ぱっと見、黒いまんま。ヘナ染めした後に「ヘナやった?」と言ってくれたのはバングラ人友人1人のみでした。
でも、ヘナってトリートメント効果が抜群で、今髪の毛サラサラ。なぜか、とれかけてたパーマも復活。いえい!頑張ったかいがあった!
・・・実は染める気はあんましなくて、トリートメントのために使った、というのが真相です。すみません。でもヘナ、大好き。
ヘイ!リキシャ!