2週間の日本一時帰国からインドに戻りました。バンガロールは日本より涼しくて快適です。
日本では、友人と京都へ行ったり(寺ヨガした!)、祖母宅で畑仕事をしたり(トマトが豊作!)、家族でBBQ行ったり(父親はドライバーだからビールなしでした。ごめん。)などなど、短い時間を思い切り満喫しました。
写真は大口屋の三喜羅(さんきら)。味と練り具合が絶妙な餡と、それを包む弾力のある麩が子供の頃から大好きなのです。祖母と2人で「おいしい~♪」と絶賛しながら、もぐもぐ。
日本ではこんな感じでのんびりしていたのだけど、突然思い立って安保法案反対の名古屋デモに参加してきました。
7月15日、安保法案が衆議院特別委員会で強制採決された日です。
初デモ。
「みんなでコールとかダサい。つらい。」って正直思ったけど、わたしのように、なんとなく通りかかっただけ、を装って一人で来ている人が多くて安心したのでした。制服姿の女子高生、スーツを着たサラリーマン、年配の夫婦、いろんな年代の普通の人達が集まっていて、たまたま電車で同じ車両になった人々、といった感じ。
普通の人達が普通の事を主張するデモ。
ちょっと今の日本政府のやり方には危機を感じるけど、個人の意見を表明するデモにたくさんの人々が集まっている事には希望を感じました。
個人的にSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)も応援しています。海外へのアピールを最初から狙って英語のプラカードや英語でのSNS展開などきちんと考えているし、日本の若者、すごいな。
わたしも海外在住邦人のはしくれとして、法案については思うことが色々あります。
軍事力よりも、戦争をしない平和国家をアピールするほうが、抑止力になるんじゃないか、とか、日本経済を発展させるために軍需が必要という考えが法案の後ろに隠れているとしたら、平和国家というブランドを保つために他のビジネスに目を向けるべきなんじゃないか、とか。
日本だから出来る事ってのは多くある気がします。例えば原発の廃炉技術とかゴミ処理技術とかを世界でビジネスにできないものかなあと。
これからも、「日本人です」と自信を持って名乗りたいな、って思うのでした。
追記。穏やかな書き方をしてみたけど、安保法案の強制採決が分かってから「こんなやり方許せん!」と猛烈に腹が立って、急遽デモに向かったのでした。あの日は同じように思った人がデモに来ていたのかな。それは良い事でもあり、異常な事でもある。
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