ネパール地震とポトルバジ

ネパールで大きな地震が起きました。
死傷者の数がどんどん増えていくのを見て悲しくなってしまう。
現地で不安の中過ごしている方達には一日も早く普通の生活が戻りますように。

前回の記事「ベンガル料理・最強説」で書いたのですが、最近、ネパール在住の日本人マダムとベンガル料理について盛り上がっていました。

写真はポトルのバジ(焼き物)で、かのマダムに「これが美味しいよ」と料理法も教えていただいて、早速買ってきて料理してみたのが、地震の前日。
フライパンでポトルを炒めながら、数年前に行ったネパールの風景や空気感を思い出していました。
そして、そのネパールの風景の中で、マダムが作るベンガル料理の良い匂いが漂っているんだなあ、とか想像しちゃったりして。

翌日、地震のニュース。
大変な中、マダムから連絡を頂いて無事なことにホっとしたのだけど、余震が怖くてガスが使えないから、料理ができない、とのこと。
ネパールの景色、その中のベンガル料理の匂い、現実は、一気に消えてしまったんでした。

どうにかネパールの為に何かしたいと思って、出来る事は募金しか思いつかなかったので、
私は国際赤十字・赤新月社連盟IFRCに募金をしました。
大きな組織に募金をすると、その組織の事務手続きなどに流用される、と言いますが、私はそれに賛成なので、あえて大きな組織を選びました。
質の良い援助を継続して行うには、組織が健全に動くことが前提で、現地へ救援に行く人達の安全が確保されてこそ現地の為になる援助ができると思っています。

それと、家族と、ネパールの遺跡が地震で傷ついたり崩壊したことが悲しいね、という話になって、人道支援が落ち着いたぐらいから遺跡の修復も始まるだろうから、その時に修復への寄付もしよう、と決めました。
募金だけが支援ではない、ってのも知ってますが、今の私にはこれしか思いつかなくて。

多くの人が助かりますように。現地に普通の生活が早く戻りますように。
大好きなネパールの美しい景色が早く見たい!

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