先日のインド古典音楽祭、2日間とも満喫しました。
Ud. Iqbal Ahmed Khanの高音でも全く変わらない安定した声質、
Pt. Shiv Kumar Sharmaの新鮮でスリリングな美しさ、
Dr. Ashwini Bhide Deshpandeのダイナミックで柔らかな動き。
美しいものに身を浸す、ってのはこれ以上ない贅沢だなあ。
そして、先月の事ですが、インド国内旅行へ行っていました。
何箇所か行ったのだけど、
まずは、マディヤ・プラデーシュ州のマンドゥーMandu。
そもそもマディヤ・プラデーシュ州って、仏教遺跡のあるサーンチーぐらいしか行った事なかったけど、
一面に深い森が広がっている心落ち着く場所でした。
インドールIndoreの空港からタクシーで3時間ほどかけて、古都マンドゥーに到着。
森しかない田舎の自然の中に遺跡が点在しています。
ここについてほとんど何も知らなかったのだけど、
本当に素敵な場所!
建築好き、遺跡好き、遺跡を見て当時を空想すること好き、な人にはたまらない場所です。
英語を話すガイドさんを雇って、3時間ぐらい散策しました。
どうもここにいた王様はイランから来た、ということで、
イランから持ち込んだバオバブの木(!)がたくさん植えてあったり、
アフガン様式と言われる建築があったり。(わたしの聞き間違えもあるかも。)
そして、水を管理する施設が完備されていて、浄水施設や、汲み上げ装置なんかもありました。
ちょっと行きにくい場所だけど、観光客が少なくて、落ち着いて散策できるオススメの場所です。
インドにはまだまだ知らない素晴らしい遺跡が沢山あるなあ。
バオバブの実を買ったのに、なぜか無くしちゃって(たぶん猿にとられた)、それだけが心残り!