日本では、異物混入騒ぎがあったんでしょ?ギョーザに何か入ってた、とか。ここバングラデシュの我が家でも、異物混入騒ぎが起きてます。(私1人で騒いでるだけ)
一体何かと言うと、米に異物が入ってんの。
異物ってのは、米粒ぐらいの小さな石。
たかが石じゃん!って思いますが、ところがどっこい、されど石です。もうね、病気になる、だとか、死ぬ、だとかってわけじゃないけど、こんなに腹の立つことはないのです。
あれだよ、アサリを食べたときに砂が残ってて「ジャリッ」ってなるときあるでしょ。それが「ガリッ」となったと想像してください。そして、その音と共に、不快感を通りこして「歯が欠けたんじゃないか」と思うほどの衝撃が、頭のてっぺんあたりまで伝わるのです。
嫌でしょ、これ。
でも、米に石が入ってるのは、私の知ってる限り、インドとバングラデシュでは常識のこと。選別が上手くできないから、ってな理由からじゃなくて、お米を作ってるお百姓さんがわざと石を入れてるの。なぜって?だって、お米は重さで値段が決まるから、石を混ぜておけば、それ分重くなって、余分にお金が入るでしょ。少しでもお金が欲しいから、そんな努力(?)をしてるのです。
だから、ご飯を炊く前は、ひたすら小石を取り除く、ってのがバングラのどこの家庭でも行われてるはず。前におじゃましたローカルのおうちでも、お手伝いさんが明るい場所で、ひたすらお米チェックしてました。
ところが我が家では今までお米チェックしてなかったのです。だってさあ、まさかローカルのお米の2倍以上の値段する日本米(japanese riceって売られてるけど、ちょっと違う。)に石が入ってるわけないでしょ、と思いこんでたの。でも、そのお米を買い始めて6ヶ月間は石が入ってなかったのに、最近入るようになってきたのです。これからは必死でお米チェックします。
ちなみに、昨日のお米チェックの成果は、2合のお米中、3~4ミリ四方の小石4個。多いってば!!!
瞑想クラス