10月末からリシケシへヨガ修行へ行っていました。
そして戻ってきたら、すぐにディワリ休暇!
今回は初めてラジャスターンへ足を踏み入れて、5日間でジョドプールJodhpur、プシュカルPushkar、アジメールAjmer、ジャイプールJaipurを周りました。
疲れた!けど、充実!
写真はアジメールにあるダイ・ディン・カ・ジョンプラという古いモスクです。
12世紀末に建てられたようですが、中は今でもモスクとして機能していて、きちんとお祈りの場所がありました。
このモスク含めアジメールについてのページを発見。詳しくはこちらを参照ください。
インドのアジメールへの旅行・観光情報。インドでイスラム教を体験!
わたしがここへ行った前日、パリではISによるテロがありました。
パリ以外でも今まで大勢の人達が犠牲になっていて悲しくなってしまいます。
その犠牲者の中にはイスラム教徒の人々もいるし、ISがイスラム教を歪めて利用していることにイスラム教徒の人々こそが辛い思いをしているんでは、とも思います。
ちょっと思い出話。
今年の年明けに日本から家族がインドへ遊びに来ました。
ちょうどISが日本で話題だったらしく、家族は街中のイスラム教徒の人々を見て
「あの人達がテロリストなんだろう。怖いなあ。」
と言ってきました。
家族は高齢ということもあって、イスラム教徒を見たのは、たぶんそのときが初めてです。
わたしはイスラム教徒とISは別のものであることを説明しました。
その後、観光へ出掛けたらイスラム教徒の観光客もいました。
ちょっとあざといけど、これは良いチャンスかもと思って、わたしはわざとそのイスラム教徒の家族のお父さんに
「私たちの写真を撮ってください」
と頼みました。
「もちろん」と言って撮ってくれるお父さん。
「ありがとう」と笑顔で伝えるわたしの家族。
後で家族からは
「怖そうに見えたけど、普通の良い人達だね。」
との感想。
わたし、しめしめ。
自分と接点があると、他人に心を寄せる事が簡単になる気がします。
今回の旅行、
プシュカルではヒンドゥー教のお寺でお参りして、
アジメールではジャイナ教のお寺と、イスラム教のモスクへ行って、
旅行中はキリスト教徒のインド人の本を読んでいました。(Ravi Zacharias氏のWalking from East to Westという本。おすすめです。)
そして、お世話になっているデリーの大家さんはシク教徒で、
その他の知り合いにはヒンドゥー教徒、キリスト教徒の人達がいます。
いろんな宗教と接点が持てるのはインドに住んでいて良い事の一つかな。
信仰する宗教で人が区別されること、
イスラム教徒が誤解されることが起きませんように。
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