今日、バウルを歌ってきました。
が、衣装は、バングラデシュのフォークダンスの格好(サリー)で、メイクもダンスのメイクで、はっきり言ってコスプレでした。
そして、一体何の催しが知らなかったのだけど、International Music Festival ’10というやつで、パキスタン、アメリカ、ウクライナ、シンガポール、なんかの海外からもミュージシャン達が来ていました。
しかし、私のようにバングラ在住で外国人だから、ってことで呼ばれた韓国人、中国人、アフリカ人、など、色んな国の人も来ていました。
で、私、バウルを歌ってきました、と書きましたが、実は2日前にレコーディングをしたCDを流して、口パクでした。
そうそう、そして、このmusic fes.には、首相シェク・ハシナも来ていて、私、握手して自己紹介してきました。
アメリカ人歌手の女の子は、ミニスカでパツキンなもんだから、会場大盛り上がり。
バングラ人歌手は、普通に歌が上手なもんだから、会場大盛り上がり。
ナイジェリア人は、「オゥイェーオゥイェーカモン!」と客を煽りまくって、会場大盛り上がり。
一方、私は、バングラ人コスプレの日本人という中途半端な外見、かつ、歌は口パク、というどっからどう見ても盛り下がること必至な状態。
苦渋の策で、自分をバングラ人アイドルだと思いこんで、愛嬌ふりまくりの、はしゃぎまくりで(口パクで)歌ってみたら、観客のバングラ人男子達30人ぐらいがステージ近くまで迫って来て、すごい勢いで踊ってくれました。
総合して、めちゃめちゃ楽しかったです。
こんな主役をはれる日は、最初で最後かもしれません。
タラブックスの本