隣のドイツ人少年

引越してから6ヶ月間、ずっとモヤモヤすることがあったのです。

隣のドイツ人少年が我が家の敷地を通って自分の家へ帰ること!

お隣さんとは柵があるので、少年は一旦我が家の敷地に入り、柵をまたいで自宅へ帰るのです。
おいおい!自分ちの玄関から帰れ!

少年が通る時に「おい!」と声を出してみたり、部屋の中から指さしてみたり、色々と「こちら、あんまりよい気分じゃないですよ~」的な態度をしてみたのだけど、少年、やめず。

お隣さんとは関係はまあまあ良好です。

ご両親とは会えば「ハロー」と挨拶するし、
お隣さんは不在の事が多いから宅配便を過去に何度も預かっていて、それを届けて感謝されたり。

どうするべきか。
少年の行動を見逃すべきか!

色々と考えた結果、優しくしておけばこっちにも利があるのでは、という腹黒い考えに行きつきました。

そして、今日。

私が草むしりをしていると、背後にドイツ人少年。

「ハロー」と声をかけるも、「あ、、、」と固まる少年。

そこは私が大人です。

「問題ないよ!」

とドイツ語で伝えました。

走っていく少年。私は背後から

「元気?」とドイツ語で話かけてみた。

少年、振り返って「うん、いいよ!」と親指を立てて見せていきました。

おお、なんかモヤモヤが晴れたぞ!

我が家の敷地を通るのは見逃す代わりに、私のドイツ語の話し相手(私が一方的に話しかける)になってもらう事にしよう。
それぐらい付き合ってもらうぞ、少年!

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