1416年元旦(ベンガル暦)

シュボ ノボボルショ!
(あけまして おめでとうございます!)

今日は、ベンガル暦の元旦、ポヘラ ボイシャキです。
一度ぐらいバングラの正月気分に浸ってみようと、一番盛り上がる場所、ロムナパーク周辺へ、友人達とお出掛けしてきました。



「すごい人だよ」と聞いてはいたけど、
案の定、人、人、人!
世界一人口密度が高いと言われているバングラデシュだけど、今日は普段の何倍もの人!
名古屋でたとえると、名古屋祭りの大名行列の観客よりもすごい人!名古屋港の花火も目じゃない、ってぐらいの人!(分かりにくいなあ。。)

そして、ポヘラボイシャキは、赤と白の服を着る、という慣わしがあるもんだから、どこもかしこも、赤と白の服の人がたくさんで、着飾ったサリー美女や、パンジャビをビシッと着こなした殿方がたくさんで、目の保養にもなりました。ウフ。伝統衣装は、どの国もセクシーだわね。
私たちも、お花を頭につけて、顔にボイシャキっぽい幾何学模様をペイントしてもらいました。

そして、出店も、すごい数出ていて、サトウキビジュース屋さんやら、チュリ(腕輪)屋さん、輪投げ屋さん(賞品は石鹸。やったけどゲットできず。)、猿使い、アイス屋さん、と何でもあったのだけど、おおっ、やっと出会えた!ってのが観覧車。


で、乗ってみました。

・・・超怖い。
これ、手動なのです。
木造です。
動くとギーギーいいます。
慣性の法則でめちゃめちゃ揺れます。
間違いなく、絶叫マシーンの一種です。
寿命縮んだ・・・。

そして、次は音楽を聞こう!とタブラ奏者の友人に「どこで音楽コンサートやってる?」と電話したら、
「シェシ ホエチェ!」
・・・もう終了していました。
その時、時間は午前9時。
コンサートは午前6時に始まって、午前9時前には終わってた模様。
それが目当てだったのに。びえーん。

ま、その代わりと言ってはなんだけど、楽器柄のサリーはたくさん目撃できました。


(タブラとエクターラ柄。分かりますか?)

そうそう、ベンガル暦元旦と音楽というのは深い繋がりがあるようで、正月用のサリーやサロワカは、楽器柄のものが多いのです。
あちこちでタブラ柄のサリーやら、タブラ柄のサロワカ、時には顔にタブラのペイントなんてのまで見つけて、タブラ奏者の端くれとしては、かなり心躍っちゃっいました。

実は、私のボイシャキサリーも、くどいぐらいにタブラだらけのタブラ柄サリーだったりします。
ちょっとタブラとバヤンの大きさのバランスが変なんだけど。まー、その辺は気にしない。



そんなこんなのポヘラボイシャキ。
あとは、近所に戻って、公園を散歩してみたり、無料ロックコンサート(観客はもちろんサリー姿&パンジャビ姿)を覗いてみたり、KFCへ行ってみたり(バングラではファーストフード店=高級店です。大学生達がデートしてました。青春ね。)、思い切り正月を堪能してきました。

今年も良い年になりますように!

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