みなさま、ケモナチェン。
アミ バロ アチ。
引きこもり生活に別れを告げ、日本人女子達とのトークでリハビリを行い、ついにはベンガル人のお宅に訪問して、再びベンガル人になってきました、わたくし。
まあ、タブラの先生のうちへレッスンへ行っただけなんだけどね。
ピンポーン、と玄関の呼び鈴を鳴らすと、扉をあけてくれたのは、先生の息子17歳Jで、
「Sじゃーん、元気ー?」
と、一ヶ月ぶりの再会。
おうちには、先生、先生の奥さん、もう1人の息子Bも揃っていて、一ヶ月前と同じように、英語ベンガル語チャンポンでお喋り。
猫のボルトゥーは一ヶ月前より1.5倍大きくなってて、相変わらず私には懐かない。
そして、みんなに色々お土産をあげたんだけど(例のヨーヨーもあげました。結局ダッカで買ったんだけど、それは内緒。その他、筆ペン、手ぬぐい、がま口財布、口紅など。)、予想以上にうけが良かったものがあったのです。
そのブツの名前を書く前に、まず半年前に日本から戻ったときのことを少し。
その時は、ちゃんとしたお土産を渡そうと思って(いつもdaisoだからね。ごめんね、みんな。)、デパ地下の某有名和菓子屋のお饅頭セットを買ってきたの。
で、ダッカに戻ってきてから、じゃーん!と渡してみたんだけど、誰もその場では食べず、翌週に行ってみたら、「S、食べなよ。もっと食べていいから。」と送り主の私が食べさせられて、挙句の果て、「はい、食べなさーい。」と猫のボルトゥーのおやつになっていたのでした。
で、
くっそー、それならこれでどうだ!
と、今回は、どこのコンビニにもありそうな、たぶん実家の近所のスーパー大富ですら置いていそうな、普通のチョコクッキーにしてみたのです。
すると、
「これって、ビーン?(あんこをmade from beanと前に説明したの)
え、チョコレートなの?」
とタブラの先生がおそるおそる口をつけた、その直後、
目をキラッキラに見開いて、
「クーブ、バロっ!(めっちゃ、おいしい!)」。
その後、息子Bも食べはじめて、家族内に感動が伝わっていったのでした。
教訓:ベンガル人は、あんこが嫌い。日本のチョコレートは好きみたい。
(実は、ベンガル人を熟知してる友人Mからの入れ知恵があったのだけどね。Mリン、感謝!)
チョコクッキーは、お饅頭セットの十分の一ぐらいの値段だったのだけど、みんなの喜ぶ顔が見れて、嬉しい事よ!アミ オ クシ!
サリーのお作法